大晦日

いよいよ平成20年も終わりですね。今年は自分にとっても世界にとっても激動の一年でした。

正直これからの世界はどうなるのだろうか、と憂鬱な気分で年を越すことになりそうです。気分だけでなく現実に住む場所も仕事も定まらないで年を越す人たちだっているわけです。この経済の崩壊をきっかけにして人は憎しみ合うことばかりになってしまうのではないだろうか、そんな気持ちにされます。

そんな中、今月の中旬に東京新聞(リンク先は別の新聞ですが)の社会面で児童養護施設に寄付を続ける川崎競馬の今野騎手の話題が出ていました。競馬界の話題だったので目が行ったのですが、もちろんこの記事を読んで感動しましたし、同じ競馬の社会にいる人間として素晴らしい話題で嬉しくそして誇りに感じられました。

私はこのブログの初期に、経営方針として「買い手良し」「売り手良し」「世間良し」の三方良しに「馬良し」を加えた「四方良し」というものを掲げたのですが、みんなが苦しい時代だからこそその中の「世間良し」ということを大事にしなくてはいけないのだと思います。

今世間に袋叩きにされている派遣切りを行った会社の経営者の方たちはどうでしょうか。同じ立場として守っているとは思えない正規社員の方々の労働組合はどうでしょうか。そもそも製造業に派遣社員を送り込めるようにした政治家の方たちはどうでしょうか。「世間良し」どころか「売り手良し」すらできていないのではないかと思えます。

どうすればいいのか専門家ではないので何ともいえませんが、一つだけ言えるのは、間違ったと思えばやり直せばいい、ということです。今のご時世何事もスピードが速すぎますから一つ二つの間違いはやむを得ません。ようは、その間違いを如何に修正できるかということだと思います。ぜひ決断を下す立場の方々にはご一考願いたいと思います。

なんて、いつの間にか仰々しく偉そうなことを書いてしまいました。自分のことに戻りますが、この先調教師としてできる「世間良し」とは何なのか、ということになります。今野騎手のような具体的な寄付も一つの方法です。また、競馬というもの自体が、素晴らしいレースを見せられることができれば見る人に夢や勇気を与えることのできるものだと思います(今野騎手に関していえば川崎のトップジョッキーとしてこれも成し遂げていると言えます)。

ちょっときれい事が多いと思われてしまうかもしれませんが、きれい事からスタートしなければ何も始まらない部分もあります。来年には開業するわけですが、もちろん目の前の仕事に集中しながらも意識の奥で自分なりの「世間良し」を探していきたいと思います。

最後になりましたが、拙いこのブログを読んでくださった皆様、1年間どうもありがとうございました。来年はより頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。来年が皆様にとって良い年でありますように・・・

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ガッツ(がんばれ!)