燃えよ ドラゴンズ !!

まずはご存知の方も多いかとは思いますが、カジノドライヴがジャパンカップダートに正式に出走できることとなったのでご報告しておきます。あと10日ちょっと、無事に出走してアメリカで戦ってきた成果を見せてくれることを願います。

今回は私の応援する中日ドラゴンズが地味にストーブリーグを騒がせているので私見を述べさせていただきたいと思います。

まずは中村紀選手のフリーエージェント(FA)についてです。今日のスポーツ新聞を読む限りほぼ楽天への移籍が決定的なようです。中村選手は、一昨年シーズン後のオリックスとの契約問題のもつれから引退の危機にもさらされたなか、昨年のシーズンが始まる前に中日が救いの手を差し延べたことで復活することができました。その後の活躍は目ざましく、昨年の日本シリーズではMVPとなっています。

そんな中村選手が、シーズン中には行使するつもりはないといっていたFAを行使し、ほぼ移籍しそうな状況です。落合監督の構想として、来季は本人がこだわりを持つ三塁ではなく一塁でという話があり、そういう状況であれば年齢的に高評価を得られる最後のチャンスだと思うのは、理解できないわけではありません。

しかし、そこからFA行使→移籍というのはあまりにも短絡的で義理を欠くのではないでしょうか。石の上にも3年、という言葉もありますが、せめて自分の欲をあと1年抑えて落合ドラゴンズが成し遂げていないリーグ、日本シリーズの完全優勝に貢献してほしかったと思います。

ちなみに年俸順位によるFA選手の格付けにより、中村選手はCランクとなり、この移籍では球団には補償金も人的補償も得ることができません。すなわち、自分は移籍しやすい状況であり、球団は中村選手の移籍を穴埋めするものを何も得ることができないというわけです。この点でも、もう1年契約してランクを上げてからの移籍というものが、救ってくれた球団へのせめてもの恩返しだったのでは、と思います。

FAでは、エース川上投手の移籍も決定的となっています。これに関しては、入団してずっとエースを勤め上げて得た権利ですから、残念ではありますがやむを得ません。この2人の主力選手の流出に関して、落合監督はこう言ってました。
「11人FAを得た選手がいたなかで9人も残ってくれた。」
中村に関して、
「2年前はどこも手を挙げなかったけど、今は欲しいっていう球団がある。求められるってことは、野球人として幸せなことだよ。」
前向きだし、選手の立場で考えられる、その中でチーム力を強化する、さすがは落合監督、伊達に継続して好成績を収めているわけではありません。

このFA問題のあとに噴出したのがWBC問題です。

来春に行われるWBC(ワールドベースボールクラシック)の代表候補となった中日の5選手が全員代表を辞退したのです。それを受けて原監督は、
「ある1球団においては、1人も協力しないということだった。やや寂しい部分がある。」
とコメントしました。しかし、これは各選手の問題です。たまたまそれが中日の選手だったのではないでしょうか。事実関係は分かりませんが、原監督のあまりに感情をストレートに出したこのコメントは、日本代表を指揮する者としてはいかがなものかと、私自身は感じました。たとえば、下位球団であれば選ばれる選手自体がいないこともあるでしょうし、代表監督が落合監督であったとしてもこの5人は辞退していた可能性は高い(その前に選出していない?)と思います。

もともと中日と巨人の親会社同士の争いがある中で、こんなコメントで名指しされてしまっては選手がかわいそうです。岩瀬、森野、和田は故障があって来季に不安を残しているし、高橋や浅尾は言葉は悪いですがまだ1軍半です。岩瀬を除けばドリームチームの中でどれだけの立場があるかも分かりません。そういった状況で日の丸をつけることを強制するのは気の毒ではないでしょうか。

今年のオリンピックの星野ジャパンのときから、何か日本代表に対する信仰めいた雰囲気が見えて、自分としては薄気味悪い感じがしていました。そして負けたら負けたでバッシング、バッシングを受けた当人は今後の代表監督を「火中の栗」呼ばわりです。何か野球界はボタンを掛け違えているような気がしてなりません。

さて話を戻しますと、ここでも落合監督は選手を擁護する反論会見を40分もかけて行いました。何が正しいか、ファンの立場では分かりえないことも多いのですが、少なくとも落合監督が自分のチームの選手を守ろうとする姿勢だけは間違いのないものだと思います。

正直なところ、落合監督が就任したときにここまで成功するとは思っていませんでした。しかし就任当時からの言行、そしてこのところの問題への対処、非常に筋の通った魅力的な監督だと思います。昨年の日本シリーズ最終戦の采配にしてもファンとしては「本当に?」と思わせるものでしたが、それは先日の言葉で言えば「この試合は絶対無二の試合である」という考えにほかなりません。そういう意味でも勝利という結果を求められる指導者として尊敬できます。自分自身、今後指導者という立場になる上で目標とする人物の一人です。付け加えるならば落合氏を監督にした当時の球団の英断にも敬意を表したいですね。

純粋にファンとしては、ウッズもいない、川上もいない、中村紀もいない、このドラゴンズを落合監督がどのように率いるのか、注目していきたいと思います。

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