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<<   作成日時 : 2008/09/05 21:48   >>

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いよいよ9月に入りました。競馬の世界では今週末の競馬で夏競馬も終わり秋から冬へと続くシーズンとなります。ここまで来るとあっという間に有馬記念が来てしまうんですよね。

1日には福田総理が辞任するという衝撃的なニュースがありました。安部前首相に続きまたか、なぜ中途半端な状態で、と憤りを禁じ得ない状況です。そういった憤りを若干控えて冷静に考えると、自分がなった調教師という職業と総理大臣という職の立場って意外に似ているところがあるな、と思えました。そんな考察を書いてみたいと思います。

1. スポンサー

 総理大臣、というよりは与党の党首という立場になりますが、その政党を支持する様々な団体があります。そしてその政党を組織する党員の方々がいます。競馬の調教師でいいますと、馬を預けてくださる馬主の方々がいらっしゃって、ちょっと細かい話ではクラブ法人の会員の方々も相当しますね。
 しかし、どちらの立場でも重要なもう一つのクライアントを忘れてはなりません。総理においては有権者である国民、調教師においては馬券を買ってくださる競馬ファンの存在です。
 「国民目線で」と語っていた福田総理ですが、そんなコメントをする発想自体がずれていたのかもしれません。
 ファンが安心して馬券を買える厩舎に、というレベルに達するのは大変なことでしょうが、せめてファンが馬券を買ってみたくなる馬を育てられたら、と考えます。

2. 組織

 やや無理のある発想ですが、総理大臣を社長と見立てますと、その与党の国会議員が社員になると思います。しかし個々の議員も一国一城の主、一筋縄ではいきません。もちろん自分の選んだ社員ではありません。かといって、総理大臣が社員である議員にモチベーションを上げるために与えられるものって大臣のポストくらいのものなのかなぁ、って感じです。
 実はJRA(日本中央競馬会)の調教師が厩舎の社長だとすると、意外に似たところがあるのです。開業時のスタッフは、その前に解散する厩舎の従業員が大勢を占めますので選択の余地はほとんどありません。昔堅気の厩務員の人は、調教師以上に馬主の方と通じていたりして、なかなか経営者としては難しいこともあります。
 さらには給与体系が調教師会と労働組合の中で決められていますので、給与に関して社長が口をはさむことはできないのです。厩舎経営がひっ迫して倒産的な閉業をしても、給与体系もそのままに次の厩舎に移動することができるという制度が現実なのです。
 しかし、そういう状況下で従業員のモチベーションを上げることも経営者としての手腕です。また小泉元首相は大ナタを振るって自分の選んだ社員(議員)に変えてしまいました。
 どのような方法にしろ、自分がイニシアチブをとることのできる組織への変革と、従業員の士気を常に上げることが重要になると思います。

3. 業務

 基本的にどの分野においてもトップに立つ仕事ですから、
・適材適所の人事で土台を作って、自分がいなくても仕事が動くようにする。
・その状況で行動範囲を広げていく。(総理であれば外交、遊説、調教師であればセリや牧場に行って馬を仕入れる等)
・自分の理念を下に伝え方向性を与えながら組織をまとめ、さらに重要事項を決断する。

 単純に箇条書きで書けるレベルではないと思うのでここら辺にしておきますが、政治の仕事にはその先に官僚の存在があり、調教師の仕事はJRAの管理の下で行われる、といったところにも相似点があるように思えます。

まとめ

 こう書いてみると、福田総理が辞任に至る状況も少し見える気がします。
・辞任記者会見の言葉でもわかるように、首相として国民に話しかけることのできる人ではなかった。
・急遽の引き継ぎの首相であり、自分色の組織が作れなかった。また、それを作りうる気合も感じられなかった。
・福田政権としての特色がなかった(少なくとも国民に伝えられなかった)。良いか悪いかは別として、安部前首相が何をやりたかったかは何となく記憶にあります。

 このようなことも反面教師にして、しっかりとした厩舎を作っていきたいと思います。ひとつ総理大臣と違うところは、調教師の経験者はたくさんいらっしゃるので、その方々の下で勉強させていただいたり、お話を伺うことができることですね。開業までまだ時間がありますので、どんどん勉強していきたいと思います。


さて、その福田総理辞任のニュースを聞いたのは、牧場を回って函館に帰ってきて寮に帰るタクシーの中。
「また、辞めちゃうんだ。どうなっちゃうんでしょうね。」
なんて運転手さんと話していたら、
「実は、うちの会社も昨日社長が辞めるって発表したんですよ。会社の買い取り手がなかったらおしまいです。」
とのこと。きっと今、こういう現実があちこちにあるんですよね。
 本当に日本の経済は厳しい局面です。次の総理の方、必死の思いで頑張ってください。

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